2008年09月19日

加茂市のこと

ai.jpg今年のゼミは、フリーテーマで、各自好きなテーマで取り組んでおります。自己啓発とか、バンドのこととか、認知症のこと、幕末のこと。いろいろです。6月には会津に行っていろいろと資料を見学もしてきました。その影響もあり、幕末について気にかけるようになりました。先日、十日町市に仕事で行ったついでに、松代にある美術館に寄ってきました。たまたまそこで特別展示として、会津藩にいた刀匠の刀を見ることができました。そこには、会津藩が敗れたあとの明治初期、その刀匠が、加茂市に5年ほど滞在したというのです。後日いろいろと調べてみると、青海神社の近くで刀鍛冶を続けていて、当時は「加茂打ち」と呼ばれ、一つのブランドとして通用したものだったそうです。そして、青海神社や弥彦神社にも奉納されているそうです。あの土方歳三の愛刀でもあり、会津藩の御用達の刀でもあったのです。その刀が幕末以後、加茂市で造られていたというのが、とってもすばらしいと感じました。加茂市は桐ダンスで有名ですが、他にも「加茂縞」という反物、今でも残る「時計のネジ巻き屋さん」など、たくさん注目できるものがありますが、「加茂打ち」は知りませんでした。刀匠「会津十一代兼定」も桐ダンスや加茂縞を使っていたのでしょうか。刀は武士にとっては誇りなのです。武士道を形にしたものが、刀であり、武士は命よりも誇りを大切に生きていました。そんな誇りが加茂市でつくられていたと思うと素敵じゃないですか。ちなみに加茂縞も現在は残り1台となった機織り機のみでしか生産できず、私は加茂縞がどんなものか知りたくて3年かけてその製造元にたどり着き、いろいろとインタビューしたことがあります。地域を知るということは、アイデンティティを育てます。こんな些細なきっかけからでも何かが芽生えてくるものなんですね。
posted by はなこ at 00:33| 新潟 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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